教育普及員 三家詩織

最終学歴:東京農工大学大学院 修士課程修了
ひとこと:動物たちの幸せってどういうものなのかなと考え始めたのがきっかけで、大学院では、主に霊長類を対象に動物福祉に関わる研究に取り組んでいました。以前の所属では主に、京都市動物園のおとぎの国で、ウサギやテンジクネズミやヤギのような人に身近な動物たちと来園されたお客様とを繋ぐガイドの業務をしてきました。これからは、野生動物も含めてもっといろいろな動物たちの不思議さ、面白さ、大切さ、そして動物福祉や動物が暮らしている環境の話まで、魅力あふれる様々な事柄を伝えられたらいいなと考えています。
【主な研究】
リスザル
飼育環境がリスザル(Saimiri sp.)の行動に与える影響について
フサオマキザル
動物園飼育下のフサオマキザル一群を対象に、内部構造や給餌条件といった飼育環境の変化が各個体の行動へ及ぼす影響について
【主な業績】
動物福祉研究の展開 ~ 動物心理学会自由集会の議論から
小倉匡俊、山崎彩夏、 山梨裕美、 三家詩織
動物心理学研究 61(1) 115-124 2011年7月15日
三家 詩織、 三浦 乃莉子、 武田 庄平、 宇田 司、 柾 一成
飼育下フサオマキザルにおける給餌スケジュールの変化が行動変容に及ぼす影響
日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌
2012 年 48 巻 2 号 p. 79-87