飼育員ブログブログ
2011年1月24日(月)マンゴロウ 逝く
	  長い間、私たちを楽しませくれたマンドリルのマンゴロウが亡くなりました。
	昨年の暮れあたりから動きが悪くなり、部屋の出入りも苦労するようになったため、今月に入ってからは屋外にも出さなくなりました。
	やがて、歩くのも困難になってきたため取り上げて治療をしていましたが、
	17日に亡くなってしまいました。年齢は20歳で、死因は心不全でした。
	  マンゴロウは京都市動物園生まれで、これまでメスのオネとの間に5頭の子供をもうけました。
	子供たちは順調に育ち、3頭は他園に婿入り・嫁入りしています。
	非常に温厚なオスで、餌をメスや子供たちに取られても怒ることもなく、
	子供たちの遊びにも付き合い時々子供たちがジャンプする時の踏み台
	なんかにもされていました。 
	
	上の写真は子供たちの写真を撮っていた時にたまたま写した1枚で、
	これがマンゴロウのラストショットとなりました。
サヨウナラ、マンゴロウ。いろいろな思い出をありがとう。
サル舎担当 山下直l樹
