飼育員ブログブログ
2016年5月9日(月)今年も無事生まれました!
	熱帯動物館にいる,インドオオコウモリ。
	冬の繁殖期を終え,春になって出産の時期に入っていました。
	昨年は6月13日にオスの赤ちゃんが生まれたので,今年も生まれてくるのはもう少し先かな~と思っていた矢先,
	5月7日に赤ちゃんが1頭無事生まれました!!
	生まれたばかりの赤ちゃんはしっかりお母さんにしがみついていて,母子ともに健康です。
	生後3日目の今日撮れた写真がこちら。
	
	
	コウモリのおっぱいはお母さんの脇のあたりにあります。そのせいか,赤ちゃんはお母さんの脇のあたりに顔を突っ込んでいることが多く,見えるのは背中や後ろ足ばかりで,まだ担当者も赤ちゃんの顔は見ていません。
	このお母さんは,実は去年も赤ちゃんを産んだ個体なのです。小柄でスリムな体型のメスですが,2年連続で無事出産してくれました!頑張ったね!
	そんな親子のそばには,今年で3歳になる若いメス(写真右)がぴったり寄り添って,隙を見ては赤ちゃんを舐めようとしたりしています。なんだか気になるようです。
	 
	ちなみに,去年生まれたオスの子はすっかり大きく成長しました。最近では,他のメスよりも少し大きくなってきました。どんどん大きく立派なオスに成長してね。
	 
	まだ赤ちゃんの性別はわかりませんが,しっかりお母さんにくっついて順調に成長してくれることを祈りながら,見守っていきたいと思います。
	親子は熱帯動物館のコウモリ展示室に出ていますので,運が良ければ赤ちゃんコウモリの姿を見られるかもしれません。是非赤ちゃんの姿を探してみてくださいね♪
熱帯動物館・夜行性哺乳類担当 安井
