飼育員ブログブログ
2022年5月21日(土)獣医室だより166 老アカゲザルの採血
老猿ホームで暮らしているゴンゴとビート。
各々持病を抱えており、飼育担当者が日々薬を飲ませて健康を維持しています。
健康状態を判断するために、数箇月に1回彼らの採血を行っています。
当園では、アカゲザルの採血は後ろ足の外側伏在静脈から行います。
イヌの採血と同じ部位ですが、サルでは足のより尾側、ふくらはぎの辺りにあるのが特徴。
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血液検査の結果、前回の数値から大きな変化はなく、持病はありながらも薬で状態を維持できていることが分かりました。
2頭とも、世界最高齢のアカゲザルとしてギネス記録に認定されたイソコのように、長生きしてほしいなと思います。
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土佐