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2025年12月31日(水)バクのお部屋の模様替え
こんにちは!アメリカバク担当です✨
2025年も残すところほんのわずか…。
今年はみなさまにとって、どんな1年でしたでしょうか?
バク舎で今年起きた大きな出来事は、寝室の模様替えをしたことです!
コンクリート床の上に、ゴム製マットを敷き詰めました♪
今年最後のブログでは、お部屋の模様替えをした経緯と、現状をご紹介したいと思います。
では早速、経緯をお話しますね☆
実はバクの足の裏って、とても柔らかいことをご存じでしょうか?
身体の大きさからは全く想像できないくらい、ぷにっぷにです!(ο^w^)
柔らかい足裏をもつバクたちは、硬い地面が得意ではありません。
野生では湿地など、地面が柔らかい環境で暮らしている動物です。
硬い地面の上で長時間過ごすと、足腰に負担がかかってしまいます💦
実は当園のカルロスとミノリも、滑ってこけかけたり、小さな段差でつまづいたり、膝かっくんのような状態になったりすることが時々見られるようになってきました。
京都市動物園のバク舎は、砂を敷き詰めたグラウンドと、コンクリート床の寝室の2つで構成されています。
「長時間過ごす寝室が、硬いコンクリート床なのは良くない💦」と考え、寝室の硬い床をなんとか改善してみることにしました(ο^w^)
実際のところ他の動物園でも、バクに柔らかい地面で過ごしてもらおうという配慮がなされています。
弾性床やゴム床など、柔らかい床材に改修済みの動物園もあります。
しかし当園は、すぐにバク舎の床を工事するのは難しい状況でした…。
悩んだ結果思いついたのが、「Amazonほしい物リストで家畜用ゴムマットをご寄付いただき、寝室に敷き詰める」という案でした。
早速マットをご寄付いただきまして、まずは一部分だけ敷いてみることに。
幸い2頭とも嫌がることなく利用してくれたので、少しずつマットを敷く面積を広げていき…


現在は、床のほぼ全面をマットで覆うことができ、柔らかい床の寝室になりました✨
そしてなんだかおしゃれな黒いマットのおかげで、ガラッとお部屋の印象も変わりました!笑
マットをご寄付いただいたのは、延べ10名の方々です。
バクたちのお部屋の模様替えにご協力いただき、本当にありがたく思っております…!
さてさて、2頭の様子はというと…。

ミノリ

カルロス
マットの上でごはんを食べたり、座ったり眠ったりと、元気に過ごしています☆
これまで見られていた、滑ったり、つまづいたり、膝かっくんになったりといった不調も、ほとんど見られなくなりました!
これはマットの効果なのでは…と嬉しく思っております(ο^w^)
動物園には、若くて元気な動物だけではなく、高齢の動物や病気の動物もいます。
その個体にあったケアをすることで、動物たちが心身ともに健康に長生きできるように努めています。
少しずつおじいちゃんおばあちゃんに近づいていくカルロスとミノリが、どうか来年も元気に過ごせますように✨
改めまして、マットをご寄付いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!
ここまで読んでくださったみなさま、良いお年をお迎えください☆
アメリカバク担当 にしもと
