飼育員ブログブログ
2026年8月8日(土)国際フクロウ啓発の日!
毎年8月4日はInternational Owl Awareness Day(国際フクロウ啓発の日)です!
フクロウの現状を知り、保全について考える日です。
京都市動物園では今日、デジタルスタンプラリーと羽やペリットに触れる取組を行いました。
暑い中ご参加くださった皆様、ありがとうございます!

当園には類人猿舎東側のフクロウ舎にメガネフクロウ、アナホリフクロウ、ワシミミズク、ススガオメンフクロウ。
夏の暑い期間のみ(冷房のある施設に避暑しているため)類人猿舎にシロフクロウ。
京都の森にホンドフクロウ。
合計6種類のフクロウが合計8羽暮らしています。
それぞれ魅力溢れるフクロウであり、個体です。
せっかくフクロウの保全について考える日なので、フクロウのペット問題について書いてみたいと思います。
フクロウは大きな目や独特の姿から人気が高く、日本でもペットショップやアニマルカフェなどで見かける機会が増えています。
しかし、フクロウは本来、自然の中で生活する野生動物です。
犬や猫のように長い家畜化の歴史を持つ動物とは異なり、ペットとして飼育することにはさまざまな課題があります。
また、ペットとしての需要が野生個体の捕獲につながる可能性もあります。
フクロウについては、流通している個体が「どこから来たのか」が分かりにくいという問題もあります。
さらに、フクロウの中には個体数が減少している種もいます。
野生動物をペットとして利用することを考える際には、その動物だけでなく、野生の個体群や生態系への影響も考える必要があります。
フクロウの姿や行動に魅力を感じることは自然なことです。
日本ではペットショップなどで売られているのを日常的に見ることもあるでしょう。
しかし、「販売されているから飼っても問題ない」とは限りません。
フクロウを知ることは、飼うことだけではありません。
野生でどのように生きているのかを知り、その生態や自然環境を守ることも、フクロウとの関わり方の一つです。
フクロウ舎にはWWFが作った掲示物を設置しています。

ご来園の際にぜひご一読ください!
フクロウ舎担当:櫻井
