生き物・学び・研究センターブログ
2024年1月12日(金)センターの日誌033 注連飾りのその後
生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。
京都の森の稲わらで作った注連飾り。
新年から両エントランスに飾っていました。
そのほか園内1か所に飾っていますとお伝えしましたが、皆様探してくださいましたか。
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正解は京都の森展示室の出入口横、でした。
ただ、実は、他にも注連飾りを見ることができる場所がありました。
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それはトラ舎とジャガー舎のグラウンド。
実は、予備の注連飾りを、エンリッチメントの道具としてネコ科動物に使ってもらったのです。
元々、これらの動物舎には、エンリッチメントの一環としてわらを入れていました。
作った注連飾りもわらしか使っておらず、危険性が低いと判断したので、エンリッチメントの道具としてグラウンドに入れたのです。
オオヤマネコたちはすぐに興味を持ったようで、ばらばらのわらに戻るまで遊びました。
一方ジャガーとトラたちは興味を示さず、結果的にグラウンドに飾ったような形になりました。
既に撤収していますが、新年に訪れた方は、いつもと違うグラウンドをご覧いただけたかもしれません。
なお、飾った後の注連飾りは、細断して畑の土にする予定です。
土佐