生き物・学び・研究センターブログ
2025年3月7日(金)センターの日誌093 救護実習を行っています
生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。
冬、京都市動物園は実習の季節です。
冬休みを利用して、多くの学生が実習に訪れます。
今年最初に開始したのは、救護実習。

主となるのは、野生鳥獣救護センターにおける業務の実習です。
写真は、自力で餌を食べることができないアオバトに対し、強制給餌を行っている様子。

強制給餌する内容は、動物の食性や体格によってさまざま。
調整方法なども異なってくるので、実際に手を動かして覚えてもらいます。

治療中の個体だけでなく、園内で終生飼養している野生復帰不能個体の飼育も行います。
実習を通じて、自身のキャリアデザインの糧にしてもらいたいと思います。
土佐