生き物・学び・研究センターブログ
2026年10月11日(日)(チンパンジーのお勉強)さらに勉強部屋の模様替え
新しいタッチモニターを入れて「チンパンジーのお勉強」を再開したところですが、さらに模様替えをすることになりました。

向かって左側のモニターが入っていたところに、タッチモニターの代わりに、ダミーのポリカーボネイト板を重ねて入れています。
つまり、チンパンジーたちが勉強できるのは、中央のタッチモニターと、その右側の非接触式モニターの2台になりました。
左側のモニターも壊れてしまい、現状で代わりの新しいタッチモニターを入れても、すぐに壊れてしまうだけだと判断したためです。

不思議なことに、中央のタッチモニターは、どのチンパンジーも手荒く扱うようなことはしないため、もう10年近く同じモニターを使っています。

これまで問題が出ていた左側のモニター(が収まっていたところ)に対して、手を伸ばすロジャー。

残念ながら、もう手を触れても何にも起こりません。
しかたないので、右のモニター前に移動したロジャー。ごほうびのリンゴがセットされているのを確かめます。

右のモニターで問題を始めたロジャー。これまでのように指先で画面をつつくように反応していますが、新しい様式のタッチモニターは、指の腹でじっくり触るようにした方が反応が検出されやすいのです。

あきらめずに何度もやっていると、反応を検出してくれるようです。

その後も、ロジャーだけが、何度も新しいタッチモニターに挑戦を続けました。

ロジャーはやがて隣の部屋に出て行ってしまいました。

ロジャーは戻ってきて、モニターに触ることも何度かありましたが、他の個体は新しいタッチモニターには触らなくなってきました。

ロジャーがもっとスムーズに反応できるようになれば、他の個体も興味をもつようになると予想するので、しばらくはロジャーに頑張ってもらおうと思います。

