イベント

2026年11月1日(日)研究者トークリレー「見えない境界:人と動物のあいだ」

体験型シンポジウム「360°映像で体験する動物の世界」のプログラムの一つです。

動物に関わる3名の研究者による話題提供と、登壇者全員によるディスカッションを行います。客観的なデータ(科学)と、私たちの感情・体験(主観)のバランス、そして「正解がない問い」にどう向き合うかを深掘りします。

  • 実施日時:11月1日(日) 午後1時30分~午後4時(開場:午後1時15分)
  • 登壇者: 佐藤 克文 氏(東京大学)、安藤 智恵子 氏(一般社団法人エコロジック)、山梨 裕美(京都市動物園)
  • お願い: 講演会にご参加の方は、可能な限り、事前に「360°ドーム体験」をお済ませのうえご参加ください。また、簡単なアンケートのご協力をお願いします。
  • 定員  
    50名(申込先着順) ※会場は午後1時15分からお入りいただけます。

講演内容及び講師紹介
佐藤 克文 氏(東京大学大気海洋研究所 教授)
テーマ: バイオロギングで明らかになったウミガメ類の生態
講演概要: 2005年から、岩手県の沿岸で定置網で混獲されるアカウミガメとアオウミガメを使ってバイオロギング研究を行ってきました。海中でプラスチックゴミに出会った時、アカウミガメはじっくりと見定めてゴミをスルーできますが、アオウミガメは6割くらいの確率でゴミを食べてしまうことが分かりました。ところが、日本全体の産卵場でアカウミガメの産卵回数は現在減り続け、アオウミガメでは増えています。なぜそうなるのか、その理由を皆さん一緒に考えましょう。

安藤 智恵子 氏(一般社団法人エコロジック)
テーマ: 「ゴリラと人が共に生きること」を考える―ガボンの森でゴリラと過ごした13年―
講演概要: 西アフリカにあるガボン共和国ムカラバ・ドゥドゥ国立公園で、京都大学チームメンバーとして世界で初めてニシローランドゴリラの人付けに成功しました。ゴリラたちは森でどのように暮らし、人の存在をどのように受入れるようになったのでしょうか?。13年間の現地経験と、現地の人々との協働や葛藤を紹介し、ゴリラと人が共に生きる未来、ゴリラ観光のあり方をみなさんといっしょに考えたいと思います。

山梨 裕美(京都市動物園 生き物・学び・研究センター 主席研究員)
テーマ: 動物園で考える 動物と人の「ちょうどいい関わり」とは?
講演概要:動物園では、動物と人がさまざまなかたちで関わっています。大型の哺乳類から無脊椎動物まで、さまざまな動物種が暮らす動物園を舞台に、動物福祉の観点から、人と動物のよりよい関わりを探る研究や実践についてお話しします。さらに、野生動物やその生息環境を守るために、私たち一人ひとりにできることについても考えてみたいと思います。

申込方法
(1) 申込方法 
京都市動物園ホームページの申込フォーム
(2) 募集期間
令和8年10月6日(火曜日)~令和8年10月30日(土曜日)

 ※ 先着順のため、定員(50名)に達し次第、募集期間内であっても受付を終了します。

主催: 京都市動物園

後援:JSPS科学研究費補助金「絶滅危惧種の見えていない姿や気持ちを見える化する教材開発」
(基盤研究(B)(一般) #24K00474、代表:工藤 宏美)

お問合せ
京都市動物園 生き物・学び・研究センター(電話:075-771-0210)
※ 午前9時~午後5時まで。ただし、動物園休園日を除く。