もうじゅうワールドエリア紹介

 平成21年11月に策定された共汗でつくる新「京都市動物園構想」に基づく施設整備事業の第2弾として、「Diversity  多様性 」をテーマに平成24年4月にオープンしました。

基本テーマ

 [ Diversity  多様性 ] 
~いろいろな違いを発見しよう~
●複数種のネコ科動物の展示を通じて、生物の多様性を学ぶ場を提供します。
●動物福祉の立場から環境エンリッチメントに取り組み、生き生きとした動物の姿を伝えられる展示を行います。
●生息地の現状を伝えるとともに、生息地における保全活動と連携した活動に取り組みます。

展示動物

ツシマヤマネコ(キイチ)
★2007.5.9生☆オス

オオヤマネコ(ロキ)
★2017.5.17生☆オス
(2018.10.18 パリ動物園から来園)

オオヤマネコ (ハヅキ)
★2020.5.27生☆メス
(2020.8.24 ウィーン動物園から来園)

施設の紹介

ツシマヤマネコ室

ツシマヤマネコの保護繁殖事業の取組の一環として、ツシマヤマネコについて知っていただくための展示を行っています。
関西でツシマヤマネコをご覧いただけるのは、本園だけです。
ツシマヤマネコの足の裏の肉球を
オーバーハング(見上げる檻)の下から観察できます。

~オーバーハング(見上げる檻)~

オオヤマネコ舎

3つのグラウンドを繋ぐ空中通路を設置し、オオヤマネコが頭上を移動する姿をご覧いただけます。
観察窓から覗くと、まるでグラウンドの中に入っているかのような感覚を味わうことができます。
動物たちの息遣いを感じていただけるよう、グラウンドの人止め柵を一部なくしました。

~空中通路~
~観察窓~
~息遣いが感じられる檻~

※オオヤマネコは現在動物舎への馴致を行っているため、空中通路は利用していません。
 コロナウイルス感染拡大防止のため、現在一部の利用を制限しています。

~ウィードロック(森のれんが)~

環境に配慮し、京都の美しい自然を守るため、京都市右京区京北町で育った木々の間伐材を原料に使用した木のブロック(ウィードロック)を動物舎周辺に敷き詰めています。