飼育員ブログブログ

2026年1月27日(火)秋都トンカムの左牙について

1月11日(日)の夕方、アジアゾウの秋都トンカムの左牙が折れました。
折れた左牙は歯髄の露出と出血が認められたため、現在は屋外展示を中止し治療に専念しております。
幸い現在のところ、治療にはよく協力してくれていますし、食欲もあり元気に過ごしています。
左牙と歯髄の状態も現在のところ安定はしていますが、引き続き治療と厳重な管理が必要な状態が続いており、しばらくは屋内での管理を続けていく予定です。
(※1月27日(火)から屋内での展示を再開しました。体調や天候によってはご覧いただけない場合もあります。)

最近の秋都トンカム
折れた左牙

左牙が折れた際の状況ですが、1月11日(日)15時24分頃に隣のグラウンドにいた冬美トンクンとワイヤー越しに頭で押し合っている際に折れたことを監視カメラの映像などで確認しております。その時間は飼育担当者と獣医師が共にゾウ舎の室内で他のゾウの収容作業を始めていたこともあり、すぐに秋都トンカムの異変に気付き収容することができました。また、当時観覧されていた来園者の方からも通報があり迅速に状況を把握することができました。その際はご通報いただきありがとうございました。

冬美トンクンと秋都トンカムはここ数か月で力比べをする回数が増え、頭で押し合うことが多くなってきていましたが、監視カメラの映像を見る限り、今回の押し合いも特別激しい喧嘩などではなく、いつも通りの力比べや遊びの延長であったように見えました。もしかするとすでに左牙に亀裂などがあった可能性もありますが、前日に牙をチェックした際には明らかな異常は見つけられませんでした。

治療の様子(2026年1月14日)
エサもよく食べています!

まだ受傷してから時間が浅く、折れた左牙がまた伸びてくるか、傷口がどのように変化していくのか不確定な部分が多いです。秋都トンカムの近況については、動物園の公式インスタグラムなどのSNSやこちらのブログでも随時お知らせしていきますので、ご心配おかけしますがご了承ください。

ゾウ担当 セオ