生き物・学び・研究センターブログ
2025年3月29日(土)センターの日誌096(最終回) 園内ワークショップを開催しました
生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。
園内各所で見られる消防ホース製のフィーダーやハンモック。
この冬、これらを新規に追加・更新するために、園内職員向けワークショップを開催しました。
消防ホースは大きくて重く強靭なので、編むために力が必要です。
このため、技術共有も兼ねて、多人数の参加するワークショップ形式で作製することにしました。
下は、ハンモックを作っている様子。
複数人で作業すると、形を整えやすいです。

1人で作る小さなものも、最後に断端を固定したりするときに、他の職員との協力が欠かせません。

こちらの大きなフィーダーはアジアゾウ用。
1人で運ぶのが大変なくらいの重量になりました。

作製したフィーダーやハンモックは、既に園内各所で活用しています。
動物園を訪れた際は、是非探してみていただければと思います。
さて、2年間「センターの日誌」をお読みいただきありがとうございました。
この第96回で一通りご紹介できたと判断し、今回を最終回とさせていただきます。
生き物・学び・研究センターがどのような仕事をしているか、皆様にお伝えできたのであれば、とても嬉しく思います。
来年度からは、切り口を変えた連載を開始できればと思っています。
引き続き、よろしくお願いいたします。

土佐