生き物・学び・研究センターブログ
2026年2月14日(土)標本棚のラベル裏041 ウサギ科(幼体、頭骨)
動物が死亡した後は、教育普及・研究を目的として、標本を作製し保存しています。
このブログでは、現存する所蔵標本を、ラベルに載せ切れない情報と共にご紹介したいと思います。
ウサギの特徴について尋ねたとき、まず出てくるのは「長い耳」「跳ねる」、そしてウサギとカメの連想から「速く走る」ではないでしょうか。
どれも頭骨から推察するには難しそうですが、実は、「速く走る」については関連する特徴があります。

鼻の側面に注目していただくと、網目状の構造になっている様子がご覧いただけると思います。
この部位のみならず、ウサギの仲間の骨は軽量化がなされており、走る際に有利になるとされます。
ただ、一方で、骨折しやすくなるというデメリットも抱えています。
このため、ウサギを治療する際には、持ち方を工夫したり、タオルを活用して怪我をさせないように注意を払います。
土佐
