生き物・学び・研究センターブログ
2026年2月18日(水)標本棚のラベル裏042 キリン(オス成体、頭骨)
動物が死亡した後は、教育普及・研究を目的として、標本を作製し保存しています。
このブログでは、現存する所蔵標本を、ラベルに載せ切れない情報と共にご紹介したいと思います。

性的二形とは、同一種の形質が雌雄で大きく異なることです。
例えば、ライオンのたてがみやカブトムシの角が有名ですね。
動物の骨にも、この性的二形がみられることがあります。

今回御紹介するキリンもその一種。
以前ご紹介したメスのキリンの頭骨と比べると、頭頂部から後頭部の二本の主角にかけて、表面がごつごつとしている様子が見て取れるかと思います。
メスにも僅かにあるのですが、オスでは顕著で、更に加齢とともに増加していきます。

メス(手前)と比較すると明らかかと思います。
この突起を発達させ頭部の重量を増すことで、頭を棍棒のようにして戦う際に有利になると言われています。
この標本の個体はキヨミズ。
2001年に来園し、2017年に死亡するまで約15年間在園しました。
ミライとの間に、リュウオウ、オトワ、シウン、ウリュウ、アラシ、ヨシダの6子をもうけています。
土佐
