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2026年3月24日(火)グレビーシマウマのミンディーの搬出を行いました

3月18日に、グレビーシマウマのミンディー(メス、12歳)を多摩動物公園へ搬出しました。
今回の移動は、繁殖を目的とした移動で、12月に搬出したナナト(オス、13歳)とともに多摩動物公園で繁殖に取り組む予定です。
以前のブログ:グレビーシマウマのナナトの搬出を行いました

ミンディー

今回、2頭目のミンディーの搬出も無事に行うことができたので、その様子をご紹介したいと思います!

搬出当日は、早朝から作業を始めました。
開園時間までに搬出を予定していることや、ミンディーは警戒心が強く輸送箱に入るまでに時間がかかることも想定して朝早くからの作業となりました。

ミンディーはナナトやミナトと比べてもとても警戒心の強い個体で、新しいことや見慣れないものは得意ではなく、人に触られるのも好きではない印象です。
搬出を行うにあたっても、できるだけ馴れさせるために約1か月半前に輸送箱をグラウンドに設置し、徐々に輸送箱に入る練習をしてきました。
ナナトの搬出時は、練習のときからほとんど警戒することなく、スムーズに輸送箱に入っており、輸送箱の中でも落ち着いて過ごしていましたが、ミンディーの場合は個体の性格に合わせて練習期間をできるだけ長く設定していました。

搬出当日、ミンディーを輸送箱に捕る作業は、できるだけ警戒させないように、担当者一人でいつもの手順で作業を行うようにしました。

出室後、担当に近づいて来ましたが、警戒しています

ミンディーはグラウンドに出た後、周りを警戒している様子で、ウロウロしていました。

周りを気にしており、落ち着かない様子です

何度か餌で誘導して、10分ほどで無事に輸送箱に捕ることができました。

餌で誘導して、なんとか輸送箱に入ってくれました

輸送箱に入った後は、少し暴れ、箱の壁を蹴っていました。

その後、トラックに輸送箱を積み込み、

これで、無事に搬出作業完了です!

無事に送り出すことができて一安心です・・・

その日の夕方には、多摩動物公園から到着したとの連絡がありました。

今回、ミンディーの搬出にあたっては、上手く作業が進むか心配するところもありましたが、当日はスムーズに搬出を行え、無事に多摩動物公園まで到着したので良かったです。
多摩動物公園には、ナナトもいるので2頭で繁殖に向けてゆっくりと過ごしていってもらえたらなぁと思います。

ちなみに、ミナトはミンディーがいないことを少し気にしている様子でしたが、何日かすると1頭でいることにも慣れてきたようでした。
ミナトもキリンたちと同じグラウンドで過ごせるようになったので、これからしばらくの間はキリンたちと過ごしていってもらおうと思います。

搬出作業後のミナト

グレビーシマウマ担当 井上